2016年8月1日月曜日

Figured Bassの課題実施

シャランの和声は美しいと思います。

Henri Challan 380 Basse et Chants Donnes, Recueil No.2-97



2016年7月20日水曜日

Pegs & Nut

ペグは柔らかめの木材で作られているので、長く使っていると、弦による圧力で巻いている部分が凹んできたり、テーパ部分がすり減ってきますので、リュート製作家のPaolo Busato氏に予備のペグを作ってもらいました。
写真はバロックリュートのトレブルライダーに付く1コース用のペグと2コース用で、また、バスライダー用のナットを作り直したく、大まかに成形したナットも合わせて作ってもらいました。
時間をみて、自分で微調整をして仕上げるつもりです。

















2016年7月19日火曜日

Massimo Marchese Japan Tour 2016 in NAGOYA (2)

7月18日、名古屋駅のすぐ近くのイタリアンレストラン-Taverna Guida-にて、ちょっと変わったスタイルでのコンサートが行われました。
プログラムはMassimo MercheseのCDから選んだ曲がBGMとして流れる中で、ある間隔で出される料理やQ&Aを楽しみ、数曲おきにライブでの演奏を行うというもの。
やはり、リュートは初めて見たとか、初めてその音楽を聴いた、というお客さんが沢山いらっしゃいました。
コンサートの前には、名古屋市内にて私のプライベートレッスンをお願いしました。もっと、自分を前に出すように演奏をするようアドバイスをもらっています。
























2016年7月16日土曜日

Autograph "Prelude [-- Fuga – Allegro] pour la Luth. òCembal. Par J.S.Bach" (2)

Digital Copy of the Autograph BWV998 is available.
Thanks to courtesy from CHRISTIE'S.
Visit:   CHRISTIE'S. 
Click printer icon to obtain PDF or others.
13-16 pages is BWV998 autograph in the entire 32 page’s document.

2016年7月15日金曜日

Autograph "Prelude [-- Fuga – Allegro] pour la Luth. òCembal. Par J.S.Bach"

BWV998の手稿譜は13日にオークションにかけられ、C国人投資家に落札されてしまいました。
これで、バッハの音楽や芸術の研究のための公開は望めなくなります。
上野学園は2015年度には学生の大きな定員割れもあり経営状態がよくなかったようですが、残念でなりません。

http://www.christies.com/lotfinder/books-manuscripts/bach-johann-sebastian-autograph-music-manuscript-6012445-details.aspx?intobjectid=6012445&from=salesummary&sid=8d178f74-acfa-461d-8e15-67e171ab482f&lid=1

http://www.welt.de/newsticker/dpa_nt/infoline_nt/boulevard_nt/article157029713/Bach-Manuskript-und-Einsteins-Lederjacke-versteigert.html

2016年7月7日木曜日

Massimo Marchese Japan Tour 2016 in NAGOYA

マッシモ・メルケーゼ ジャパン・ツアー2016 名古屋

詳細が決まりました。

イタリアとの出会い Incontri Italiani
 《リュートの響き》イタリアバロック時代の音楽

一般のコンサートスタイルではなく、講話や懇談を交えながら演奏します。


日時 2016年7月18日(月)18:30-21:00 (開場18:00)

会場 イタリアンレストラン タヴェルナグイダ~TAVERNA GUIDA~
    TEL  052-581-1005
    名古屋市中村区名駅南1-20-5 近喜第4ビル1F

    URL: http://www.avanti-nagoya.jp/tavernaguida/

    地図:  http://www.avanti-nagoya.jp/tavernaguida/mappa.html

入場 7000円
   (ビュッフェ・フリードリンク付き)

問合せ タヴェルナグイダ~TAVERNA GUIDA~
    TEL  052-581-1005
    URL: http://www.avanti-nagoya.jp/tavernaguida/



























2016年7月6日水曜日

Folia by Gallot for baroque lute

佐藤亜紀子さんがLSAの2016フェスティバルにてGallotを熱演される様子が、Daniel Shoskes氏によりYouTubeにアップされました。
欧米と違って日本ではローカルな活動になりがちですが、国際感覚で活動される姿勢に敬服します。



2016年6月12日日曜日

French Lute Music on Clavecin

Boston在住のMikey氏のチャネル。沢山のフレンチリュート曲をクラヴサンで弾いています。

Pieces for a Private Place | 17th-century French Lute Music


Courante de Vieux Gautier (French Lute Music Performed on Harpsichord-Clavecin)


2016年6月9日木曜日

マッシモ・メルケーゼ in 京都

マッシモ・メルケーゼの京都でのイベントのチラシが出来上りました。

1. レクチャー
 ”語るように奏でる”リュートの響き:
  《イタリア・ルネサンス=バロック期の詩と音楽》

2. リュートリサイタル in 京都

同日開催です。

問い合わせ:大阪MOZART協会


2016年6月5日日曜日

Raquel Andueza & LA GALANIA

6月5日、本日、Raquel Andueza & LA GALANIA 行って参りました。

Raquel Andueza ラケル・アンドゥエサ[ソプラノ]

LA GALANIA ラ・ガラニア[古楽アンサンブル]
 Pierre Pitzl -Guitarra Barroca ピエール・ピツル[バロック・ギター]
 Jesús Fernández Baena -Tiorba  ヘスス・フェルナンデス・バエナ[テオルボ]

彼らとしては今回が初来日となります。
ソプラノのラケル・アンドゥエサは心の琴線に触れるかのような情熱的な歌声でした。
ラ・ガラニアは、バロック・ギターのピエール・ピツル、テオルボのヘスス・フェルナンデス・バエナの2人。頼もしくも、しっかりラケル・アンドゥエサを支えています。
最初の2曲くらいは、終わる毎に立ち上がり拍手に応えていましたが、以降は、彼女から促されるも座ったままで、彼女だけを称える気遣いが。こんな場面は初めて接しました。
柔らかく優しいプンティアード、軽やかなラスゲアードはバロックギターの良さがしっかり出ていました。テオルボも力強いが優しい特性が生きています。バス弦をフォルテで弾くときは右手小指はブリッジの外側に置いています。彼のテオルボは拡張ネックの途中にペグ?があり、そんなテオルボもあったのだろうと思っていたら、実は、フォールディングテオルボで、折りた畳むときのバス弦を保持するための支柱だったと分かりました。
宗次ホールのページで紹介されています。

プログラム

愛の苦悩~17世紀イタリア・スペインの音楽

「狂気」
アンリ・デュ・バイイ:わたしは狂気
作者不詳(17世紀):マリサパロス
作者不詳(17世紀)詩/トレンテ編:「女さまざまのサラバンド」
サンス&即興:フォリアス
リュリ:わかっている、私が死にかかっているのは
作者不詳(17世紀):「不在」
作者不詳(17世紀):あなたの瞳は
サンス:カナリオス
ケベド詩/トレンテ編:「牢屋のハカラ」

**** 休憩 ****

「苦悩」
メールラ:そんな風に思うなんて
ストロッツィ:「恋するヘラクレイトス」
作者不詳(17世紀):わたしの美しい人
カプスベルガー:パッサカリア
モンテヴェルディ:安らかにみな忘れ
コルベッタ:シャコンヌによるカプリース
マッツォッキ:怒りよ、勇敢な王者よ
モンテヴェルディ:これほどにも甘美な苦悩が

アンコールではモンデベルディと、最後に、熊本での震災に遭われた人々に向け「竹田の子守歌」を日本語で。

なお、テオルボのヘスス・フェルナンデス・バエナはハーグにて佐藤豊彦先生のお弟子さんでした。

ラケル・アンドゥエサの奇麗な写真が撮れませんでした。宗次ホールのページにてご覧ください。