2017年7月8日土曜日

小牧市音楽鑑賞講座Vol.2 夏山美加恵&ルネ・ジェニス=フォルジャ

小牧市音楽鑑賞講座Vol.2 夏山美加恵&ルネ・ジェニス=フォルジャ
オランダを拠点に活動されている夏山さんご夫妻による講座に参加してきました。
味岡市民センターの講堂は収容500人だそうですが、ほぼ埋まるほどに人気の講座のようです。
今回初めて夏山さんの歌を聴かせていただきましたが、澄み透った美しい歌声でした。
プログラムは時代順に組まれ、前半は中世、後半はルネサンスの作品でした。

第1部
1.Je muir
   Adam de la Halle (1235 - 1288)
2.Je ne cuit pas (Ballade)
   Gumaume de Machaut (1300 - 1377)
3.Quant je sui mis au retour (Virlai)
   Guillaume de Machaut (1300 - 1377)
4.Triste Plaisir 哀しきよろこび
   Gilles Binchois (1400 - 1466)
5.Adieu ces bons vins de Lannoys
   Guillaume Du Fay (1397 - 1474)

第2部
1.Prelude(Lute solo)
   Pierre Attaignant (1494 - 1551/1552)
2.Languir me fays
   Claudin de Sermisy (1490 - 1562)
3.Mignonne, allons voici la rose
   Anonymous (16世紀) (Jehan Chardavoineの曲集より)
4.Milles regretz(Lute solo)
   Luis de Narvaez (1500? - 1550?)“Josquin des prez (ca.1450 - 1521)
5.Une jeune fillette
   Anonymous (16世紀) (Jehan Chardavoineの曲集より)
6.Belle qui m’avez
   Pierre Guedron (1570 - 1620)
7.J'avois cru qu’en vous aymant
   Jean Baptiste Bousset (1661 - 1725)

2017年5月23日火曜日

ルネ・ジェニス・フォルジャ リュート・アンサンブルレッスン IN 名古屋

オランダを拠点に活動中の夏山美加恵さん・ルネ・ジェニスさんご夫妻が一時帰国され、各地で講習会等を計画されています。
7月9日は名古屋市でリュート・アンサンブル講習会を予定しています。歌がメインの指導も可能だそうです。
参加をご希望される場合、チラシに記載されている「お問い合わせ・お申込み先」までお願いします。

【追記】
本講習会は聴講での参加も可能とのことです。ご都合が付く方はいらっしゃいますか? 
 日時:2017年7月9日 10:00~
 会場:守山文化小劇場 練習室
 費用:聴講参加 1500円

(7月9日には小牧市音楽鑑賞講座でのコンサートがあります。全3回の講座の第2回目ですが、1講座のみの場合は事前申し込みは不要で当日受付でよいそうです。)


2017年4月30日日曜日

Anonyme français du XVIIe siècle : La Fürstenberg

作者不詳の17世紀フランスバロックの作品。
6コースのバロックマンドリン(マンドリーノ)の可愛らしい響きもいいですね。
パリの放送局 Maison de la Radio にて4月1日に放送されたものです。

Pizzicar Galante
 Anna Schivazappa      : Baroque mandolin
 Ronald Martin Alonso  : Viola da gamba
 Daniel de Moraïs         :Theorbo
 Fabio Antonio Falcone : Clavecin

この作品はそのメロディーの美しさから多くの作曲家が扱っています。
Robert de Visée、Santiago de Murcia、Henry Purcell、Michel Corrette、Antonio Riggieri、Josse-François-Joseph Benaut 他。


2017年4月22日土曜日

ジャーマンテオルボの弦を交換

大学所有のリュート属楽器は3台ありますが、永く弾かれることがありませんでした。
勿体ないので使わせていただくことにして、ジャーマンテオルボの弦を交換しました。
この楽器は14コースまで張れるジャーマンテオルボなのですが、何故かテオルボ in Gが指定されていました。今回、ニ短調調弦に戻しました。また、13コースまでとしてあります。
永く弾かれていないだけに、1,2コースは弦だけが鳴って表面版は共鳴していない感じです。しばらく様子をみます。
どこかで14コースを加え、高音側も張り替えてテオルボ in Aの代用とすることも視野に。


2017年3月31日金曜日

Cómo poner un traste de tripa / How to put a gut fret

Pablo Zapico 氏の生徒のフレットガットの巻き方。
蝶型のループに他方を通しています。しっかりした結び目になるでしょう。
ニッパは新しいものに買い替えれば?と思いましたが、切ったガットが飛んで行かないので、使い込んだ切れの悪いニッパの方が優れているようにも思えました。



2017年3月25日土曜日

フレットガットの交換法

フレットガットの交換の方法は色々なやり方がありますね。
以下の2つの例は、製作家に持ち込まれた(スペック不明の)リュートのフレットを交換するという設定のようにみえます。

Travis Carey氏の場合:



フレットの位置を紙に写し取っています。元の位置は信用できるという前提に立っています。
また、元のガットの径をノギスで測っています。スペック不明ならこれが無難でしょう。
新しいガットを水に濡らしてフレキシブルにすると言っていますが、その目的がよく分かりませんでした。
しっかり締まる効果を狙うなら、ガットの絞め方が緩いように見えました。絶妙なバランスがあるのだと思いますが。
絞め具合と絞めた後のスライド量との兼ね合いで最終的な締まり具合が決まります。
末端処理にライターを使っています。マッチと同様に怖い感じがします。


Martin Shepherd氏の場合:



元のガットの径をマイクロメータで測っています。持ち主が自分好みに換えているかも知れないので測るのが無難でしょう。
新しいガットは水に濡らすことはせず、また、末端処理には半田コテを使っています。
1/6コンマや平均律で計算されたフレット位置が印された紙ゲージを使っています。弦長に基づいて計算したものですが、これなら製作者が誰かは問いません。

持ち主が自分でフレットガットを交換する場合、各フレット毎のガット径もフレットの位置も既に分っているでしょうから、手数は減ります。

2017年3月14日火曜日

A HISTORY of the LUTE from ANTIQUTY to the RENAISSANCE

"A HISTORY of the LUTE from ANTIQUTY to the RENAISSANCE", by Douglas Alton Smith.
今なら$49.95です(送料別)。私も1冊持っています。
この本の71ページと309ページにTieffenbrukerの工房だった建物が紹介されています。Veneziaに行ったときに同じカメラ位置で写真を撮りました。
私のFaceBookのカバー写真に使っています。


2017年3月10日金曜日

ネットワーク・オーディオ・プレーヤ

収集したCDは小型コンテナに入れて仕舞い込んでしまっているので、何を持っているか分からなくなり、また、探すのも面倒になってきています。仕舞い込んでしまうと、「もう聞かない!」も同然に。最近、コンテナの蓋を開けてみると、「こんなCD持っていたんだ」という新鮮な目で見ている有様。
そこで、我が家でも「ネットワーク・オーディオ・プレーヤ」を導入しました。CDから曲をリッピングしてネットワーク上のハードディスク(NAS)に置いておけば、このプレーヤ経由でアンプに接続して聞くことができます。
1日あたり数枚のCDをリッピングしています。リッピングしてしまえば安心してCDはお蔵入りにできます。売ってもいいかも知れませんがバックアップ用に保管しておきます。

















2017年3月6日月曜日

Versailles, de Louis XIII à la Révolution française

クープランやリュリ、ロベール・ド・ヴィゼーなどフレンチバロックが栄えたヴェルサイユ宮殿。
ルイ13世の狩猟小屋から始まって3代の王の手による増改築が行われ現在残っている姿に。

1623-1624 ルイ13世の狩猟用のロッジが建てられる
1631-1634 レンガと石による新しい宮殿に作り直される
1661-1665 ルイ14世により増築
1667-1670 ル・ノートルによる造園
1675-1682 セーヌ川にダムを築き噴水工事
         ルイ14世は宮廷および政府をヴェルサイユに定める
1668-          鏡の間:祝宴と歓楽
1699-1710  礼拝堂建設
1715     ルイ14世没
1753-1770  オペラ劇場建設



English version

公式ホームページ VERSAILLES 3D には日本語版もありました。

2017年3月2日木曜日

Ville de Montfermeil

ヴィクトル・ユーゴーのロマン主義フランス文学大河小説『レ・ミゼラブル』(Les Misérables):1862年。
幼いコゼットが預けられていた安料理屋兼宿屋はパリの東約17kmにある街モンフェルメイユにあった。アンリ4世時代にサン・ミッシェル市となっている。今は結構のどかな街

気になるのは、Robert de Viseeの"La Montfermeil, Rondeau"の由来。
モンフェルメイユにはルイ14世の大臣ミシェル・ド・シャミヤールが城を持っていたとあるが。